検索エンジンとSEO対策が
わからない方のために
SEO対策がわからない初心者の方向けのお話です。
今回は、SEO対策とは何か、検索エンジンは何をしているか、SEO対策の基本的な考え方について、初心者にもわかりやすいように深堀せずに広く解説していきます。
記事の著者:ワイエスウェブテック代表者
検索エンジンの仕組み
検索エンジンのデータ収集
まず、Googlebot(クローラー)が各Webサイトを巡回し、クローラーが収集した膨大なWebサイト情報をGoogleインデックス(データベース)に格納します。
そして、データベースに格納した情報内容と200以上の要因からなる検索アルゴリズム・コアランキングシステムに基づき、検索クエリ(ユーザーが検索したキーワード)と、より関連性の高い情報を照合してランク付けすることで、検索ユーザーにとって一番有益だろうというWebサイトを上から順に表示していきます。
Google検索の仕組みの詳細につきましては下記GoogleWebサイトから確認できます。
出典:Google Search/ランキング結果 – Google 検索の仕組み
検索ランキングシステム
現在では、Google・Yahoo!・firefox・safariのブラウザでGoogleのシステムが利用されています。
Bingは独自の検索エンジンを採用しており、Googleでは100位以下の表示でも、Bingでは1位になるということもあり得ます。
すでに、時代の背景に合わせ、検索ユーザーのニーズにこたえられるように検索アルゴリズムの評価基準を更新していくことを検索ランキングシステムと言います。
以下のウェブページで検索ランキングシステムについて確認できます。
出典:Google検索セントラル/Google 検索ランキング システムのご紹介
コアアップデート
Googleでは検索ランキングシステムの検索アルゴリズムを日々更新しており、年間で3回前後大規模かつ重要な更新を行っています。
この更新のことをコアアップデートと言います。
コアアップデートについて、弊所で分かりやすくまとめたウェブページがございますので、参考にしてみてください。
初心者向け-Googleコアアップデートの内容をわかりやすく解説
SEO対策に必要な3要素
SEO対策の考え方として、検索ユーザーにとって良質なコンテンツを制作するにあたり必要な要素は3種類あり、「内部要素」「外部要素」「企画・人気要素」となります。
それぞれ簡単にご説明します。
内部要素
内部要素とは、Webサイト内で行うSEOのことです。内部要素には2種類あり、技術的要因とコンテンツ要因があります。
技術的要因は、htmlやcss、プログラム(JavaScript,jQuery,PHP)と言った目にWebサイト表面上には見えない部分の構成を指します。
SEO対策の知識を十分に有しているプログラマーやWebデザイナーなどその道のプロでないと実施が難しい部分です。
コンテンツ要因は、文章の質や量、画像の質(オリジナル性)や量、実際に検索ユーザーが見る部分の構成を指します。
コンテンツの質を上げることでウェブページ全体が良くなり、Webサイト全体の質が上昇し、検索ユーザーのために役立つであろうと検索エンジンが判断した結果、上位表示します。
低品質ページが積み重なると、Webサイト全体の質が低下します。早い段階で低品質ページを見つけ、コンテンツを改善していくことで、SEO対策効果が高まります。
低品質ページに関しては以下のウェブページで詳しく説明しておりますので、参考にしてみてください。
低品質ページの見分け方と対策を7選!初心者にもわかりやすい解説
外部要素
外部要素とは、リンクに関する部分です。リンクには発リンクと被リンクがあります。
発リンクとは、自社のWebページをよりよく検索ユーザーに理解してもらうために、他ドメインのリンクを自社Webサイトに設置することです。
「出典」「引用」などが発リンクにあたります。
現在では、被リンクのみではなく、発リンクも重要視されており、以下のブログ記事でまとめております。
被リンクとは、自社のサイトが有益として、他社に自社サイトのリンクを設置してもらっている状態のことを言います。
被リンクにも評価基準があり、質と数になります。
質は、被リンク元(設置してくれている自社ドメインとは別のドメイン)が、本件の3種類の要素が整っているドメインを指します。
良質な被リンク元に被リンクが設置されることで、「自社サイトドメインは良質なWebサイトだ」と、検索エンジンが認識をすることで評価が大きくプラスになります。
検索結果で上位を表示を目指すには、外的評価を高めることが大切です。
しかしながら、現代でも横行しておりますが、被リンクの売買など金銭的なやりとりをするなど、他者に頼み込んで無理やり被リンクを増価させたり、関連性が無い被リンクが設置されている等の理由により、『不正な被リンク』と評価を受け、検索結果表示順位が大幅に低下又は表示されなくなる(いわゆる「BAN」する)ことがあります。
不正リンクとならないように、気を付ける必要があり、自らこのような不正リンクを実施しないようにしましょう。
SEOにおける被リンクの詳細は以下のブログ記事を参考にしてみてください。
企画・人気要素
企画人気要素とは、極論、この要素が整っていれば、内部要素や外部要素をきっちり仕上げなくても上位表示が可能な要素になります。
どのように企画が良くて人気があると判断しているかは、トラフィック((流入数)例:他社に設置されている自社リンク▶自社Webサイトへほうもなど)、ウェブページの滞在時間など、人気があれば当然多くなるであろう数値を指します。
SEO対策は最終的にこの要素を目指している中小企業は非常に多く、企画・人気要素について経営戦略を進めていくことは長期にわたり時間がかかるうえに、自社で進めていくことが困難になるため、Webコンサルティング会社と相談しながら進めていくこととなると思います。
SEO対策の基本的な考え方
上記の検索エンジンの仕組みとSEO対策に必要な3種類の要素を踏まえた上で、SEO対策の基本的な考え方へ進みます。
SEO対策とは
SEO対策とは、検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)の頭文字をとって「SEO」と呼び、特定キーワードでの順位上昇させるために対策をSEO対策呼びます。
Google,Yahoo!,Bing,firefoxなどのブラウザで、特定のキーワードを入力し、インターネット検索を行った際に表示される結果で、Webサイトをできる限り上に表示させたい技術のことを指します。
SEO対策を実施して検索結果上位表示をするためには、検索エンジンの仕組みを理解し、コアランキングシステム・コアアップデートを読み取り・実行が必要不可欠となります。
SEO対策を日本語に直訳すると、「検索エンジン最適化対策」というよくわからない言葉とるため、『対策』を付けずにSEOと呼ぶことが正確な言葉になります。一般的に『SEO対策』と言ったほうがわかりやすく、また、認知度が高いためこのように呼んでいます。
SEO対策の基本的な進め方
弊所が初心者の方向けの基本的なSEO対策は、まず、三大エリアや内部要素のコンテンツ要因から手を付けることをお勧めします。
進め方によっては、費用をかけずに実施することが可能であるためです。
初心者向けのSEO対策のやり方の詳細は以下のブログ記事を参考にしてみてください
初心者にオススメのSEO対策-三大エリアとコンテンツ要因のやり方
まとめ
初心者向けの検索エンジンの仕組みとSEO対策の基本的な考え方をお届けしました。
ハイレベルなお話はまた別に機会に。