「SNS集客はもう古い」は本当か否か
記事の著者:ワイエスウェブテック代表者
SNS集客はもう古いは「嘘」
SNS集客はもう古い?いえいえ、古いというのは「嘘」です。
現代におけるやり方がわからない、実績を出せない企業や個人が発信しているものと思われます。
時代に合った方法、企業の業態に合った方法で実施すれば、SNSを通じて企業を知ってもらい、商品やサービスの販売に繋げるが可能です。
SNSの事業利用は現代に合わせて慎重に
特に撮影やアニメーションによるYouTubeやTikTokでの企業プロモーション動画や情報発信動画、他にも広告での需要が増加しています。
他方、昨今では炎上騒ぎが起きやすくなっていることからも、現代では、SNSマーケティングは慎重に行うべきものであります。
そこで、SNS別集客のコツと注意点を5選ご紹介いたします。
SNS別集客のコツ
現代において注目の動画集客、馴染のあるSNSに着目して、SNS別集客のコツをご紹介します。
SNS別-集客のコツ
1,YouTube
YouTubeは、プロモーション動画広告、有益情報発信による様々な集客効果、さらにはブランディング動画を実施するなど、非常に広範囲で利用されていることが特徴です。
撮影した動画のみならず、撮影した写真を編集して動画として見せたり、アニメーション動画など多岐に渡ります。
アニメーション動画の場合は、顔出しをせずともPRは十分可能である利点があります。
一般社員や役職者や広報担当者ではなく、役員や社長などの経営陣が自ら情報を発信することが、高額の商品やサービスの成約率アップのコツになります。
ショート動画も人気で、問い合わせ数増加に一役買っています。
ただし、YouTubeでの集客に注力したい場合は、ハイレベルなYouTube運用者が市場ではすでに多く存在しますので、YouTube独特のSEO対策が必要になります。
以下のページを参考にしてみてください。
動画をアップしても再生回数が伸びない-YouTubeのSEO対策
※ 弊所では、2025年5月より動画制作事業を開始いたします。
現在のSAMPLE動画はコチラから確認できます。
2,TikTok
TikTokの特徴は、若い人たちの利用者数が多いショート動画系のSNSです。
楽しいことを共有したいというショート動画が多くなっています。
TikTokのショート動画広告も多く利用されるようになってきました。
若者向けの情報発信や商品やサービス提供に適していると言え、逆に、感動の無いつまらないショート動画は全く見向きもされません。
課金によって閲覧数が大きく変動することもTikTokでのSNS集客のやり方にかかわる大事な特徴と言えます。
3,X(旧Twitter)
X(旧Twitter)は、10代~60代以上と幅広い年齢層で多くの方に利用されています。
アカウントを複数持ち、使い分ける人もいます。
Xは日常的な発信が多いことが特徴的であり、日常的な範囲にターゲット層を絞ることが集客のコツです。
Xの特徴として、拡散力が非常に高く、良い方向に動かせれば効果は大きいですが、反面、良くないと判断された内容は、良い方向とは比較にならない程のスピードで拡散され、一気に大炎上に至ることに注意が必要です。
Xでの集客には以下の5点に注意して行いましょう。
- プロフィール欄は概要のみ記載
- 固定ポストにはアクセスや問い合わせ先リンクを設置
- SNS集客するユーザー属性を絞る(年代、性別、どの地域、どんな人に向けて等)
- コンプライアンス遵守
- 毎回同じ発信内容にならないように注意する
小さなことをつつかれないように、丁寧に進めていきましょう。
4,Instagram
Instagram(通称:インスタ)の特徴は、若い世代が多い傾向でしたが、近年は企業も積極的にインスタを取り入れています。
写真や動画に多く関連するSNSであることから、画像を多く取り扱う業種が写真を掲載しています。
代表が15年以上お世話になっている美容室のオーナーに話を伺ったところ、インスタと口コミをフル活用し、Webサイトなしでコロナ禍などの一部を除き、約20年近くほとんど黒字経営とのことです。
美容室以外にもフォトグラファーや飲食店、貴金属店、フラワーショップといった見せる商品に対して、SNS集客方法としては大変有効な手段と言えます。
また、利用者が多いことからも広告運用が有効です。
5,Facebook
Facebookの特徴は、小規模事業者に多く利用されており、個人事業主の利用が特に多いです。
現在ではあまりSNS集客に向いているイメージはありません。
潜在顧客に向けてというより、現状ではすでに顧客となっている方向けの発信や、事業者間の情報共有やつながりに利用することが最適です。
小規模事業者間で繋がり、セミナー開催などを実施すると集客率は高いです。
怪しい副業系や事業、不自然な意識高い系なども多く、詐欺や胡散臭いビジネスに引っかからないようにしましょう。
6,Line
LINEそのものの利用者数はSNSの中では一番多くなっています。
ビジネス用のLINEは、業界に合わせて運用が可能で、クーポン・ポイント機能、自動応答メッセージ機能などビジネス用の機能が充実していることが特徴です。
また、単発での商品やサービスの販売、高額商品の販売はLINEには向いていませんが、飲食店や小売店に向いており、友達追加などの機能がリピーターの増加に貢献します。
7,アメブロ
アメブロは10年以上前から利用されている、大手の外部ブログです。
外部ブログの利点は、ライティング能力に特化していない、SEO対策知識が無くても集客が可能である点が挙げられます。
物販やサービス提供など幅広く活用可能です。
弊所代表者は自動車関連の法人経営していた際に、アメブロを活用し、自動車のキズへこみの修理やオールペン・バイク塗装とった鈑金塗装全般や、輸入車の故障車修理のご依頼につき、アメブロで集客できた実績があります。
共通する注意点5選
1,自社Webサイトが優先
基本的にはSNSのみに頼り切らないようにすることが大切で、Webを主体として、Webと並行して情報発信を行いましょう。
また、SNSで気にかけてくれるユーザーがいたとしても、SNSのみで集客できることは稀で、現代においてはWebサイトも確認する方は多いです。
つまり、そもそも自社Webサイトが良いものでなければ、顧客になってくれるSNSユーザーが減少してしまいます。
SNS集客だけで伸びるケースはありますが、自社サイトが存在する場合は、自社サイトの情報更新も怠らないようにすることでリピーターの増加に繋げることができます。
2,適切なSNSを選択する
例えば、文字の発信が多い業種の場合、インスタに投稿しても見る人は少なくなります。
如何にもビジネス臭のする情報を、日常投稿が多いXで発信すると嫌がられるケースもあります。
自社サービスに合う適切なSNSを選択することが労力最小限に抑え、費用を削減するコツになります。
3,コミュニケーションを大切にする
無反応では「なんなんだこの会社は!?」と不快感を与える結果となり、せっかく興味を持ってくれたユーザーが離れることになりかねません。
「いいね」やリプライといった反応があった場合、適切にコミュニケーションをとることを大切にしましょう。
4,著作権侵害対策
経済的な権利侵害は莫大な損害賠償請求へと繋がります。
他者情報を利用する際、著作権侵害に注意する必要があります。
5,バズり目的にしない
炎上対策
急いで成果を出したいと思う気持ちはわかりますが、バズっているSNSアカウントや投稿内容は極々一部でしかないことを理解しましょう。
即効性を求めて、コンプライアンスの軽視、悪口に対して悪口で対応、虚偽の情報はもちろん不確かな情報を発信することは控えましょう。
一度の炎上で企業が倒産、従業員の人生をも狂わせてしまうことさえあります。
短期間でバズらせたいと欲を出さずに、コツコツと誠実にSNS運用をしてファンを増やしていきましょう。
万が一炎上してしまった場合、ごまかそうとせずに誠実な謝罪と対応を心掛けることで炎上の鎮火を早めることができます。
まとめ
冒頭の通り、SNS集客は古い手法ではありませんが、だからといって簡単に成功するものではありません。
SNSマーケティングにおいて大事なことは、個人が情報を発信・共有・拡散することを目的としているケースが多く、情報の商品やサービスを探す目的でSNSを利用している人は少数であるということです。
注意点に留意し、節度を保ってSNS運用をすることで十分集客が可能です。
弊所ではWeb集客を主体として、SNS集客は補助的使用することを推奨しております。
理由は、SNSに企業情報をいくら掲載しても、自社のコンテンツとはならないためです。
SNSには「SNS集客で成功しています!!」「SNSマーケティングが得意です!!」という偽装を行って画像や動画を投稿している個人や業者が数多く存在します。
情報発信や広告を安易に信じないようにし、慎重に判断して進めていきましょう。