動画をアップしても再生回数が伸びない-YouTubeのSEO対策

再生回数が伸びない理由

記事の著者:ワイエスウェブテック代表者

YouTubeは職業と名乗れるほど利益を出している人もいます。

しかし、ほとんどのYouTuberが利益を出す以前にいつまでたっても再生回数が伸びないことに悩んでいることかと思います。

評価基準を知らず、誤った方法でコンテンツ制作をすれば「価値無し」と判断されて上位表示されず、そもそも動画利用者の目に触れることがありません

利用者に自身の動画の存在を知ってもらうためには、まず、YouTube用のSEO対策を実行する必要があり、これにより再生回数を伸ばしていくことが可能になります。

上位表示の評価基準

YouTubeの上位表示するか否かの基準は単純構造で人気があるか否かで判断します。

人気があるか否かの判断基準は以下の通りです。

  • 再生回数の多さ
  • 総再生時間の長さ
  • 視聴者の維持率
  • 最後まで視聴してくれたか
  • チャンネル登録者の数
  • 高評価の数
  • 好印象のコメントの数

これらのバランスによって、上位表示するかない中を判断しています。

以下、具体的なYouTubeのSEO対策方法について解説していきます。

Webサイトとの共通のSEO対策

共通するSEO対策は以下の通りです。

  • YouTubeのテーマに沿って話を進める
  • 動画タイトルと説明文に検索してほしいキーワードを含む
  • 動画タイトル・説明文と動画の内容に関連性を持たせる

これらは積極的に取り入れていきましょう。具体的には特有のやるべきことに記載しております。

また、なぜSEO対策が必要なのか、そして重要なのかの基本的な考え方はWebと一致している部分がありますので、以下のブログが参考になると思います。

なぜSEO対策は必要か-Webマーケティングでの必要性と重要性

YouTube特有のやるべきこと-9つ


再生回数が伸びないチャンネルはやるべきSEO対策をやっていません。

やるべきことをまず把握しておきましょう。

1,タイトル、説明文、タグ付け

タイトルと説明文は、検索キーワードを含め、コンテンツの構成と関連付けた文章を記載しましょう。

タグ付けは一括で検索するときに使用されます。

例えば、このページを関連付けた検索してほしいタグはまとめの下にある「タグ検索」のように単語で設定します。

2,サムネイル画像の作り込み

サムネイル画像を丁寧に作り、ユーザーの気を引くキャッチコピーを含むことを忘れないようにしましょう。

サムネイル画像は、ユーザーが見る最初の部分にあたり、非常に大事な部分です。

サムネイル画像が雑であったり、気をひかない見た目であれば見てもらえないのは当然のことです。

自身でできない場合はサムネイル画像を制作していくれる方に依頼しましょう。

3,コンテンツの構成も丁寧に

このブログの目次にあてはめてお伝えします。弊所のあてはめは()内に記入します。

ユーザーが何を求めているか≒何を伝えたいか(YouTubeで再生回数を伸ばす方法)、目的をはっきりさせることが第一で、サムネイル画像のキャッチコピーと被る部分があります。

目的がはっきりしたところで、伝える順序を決め(SEO対策⇒やるべきこと⇒やってはいけないこと⇒まとめ)、順序ごとに内容(コンテンツ)を制作します。

4,YouTube動画を上げるタイミング

動画を上げるタイミングは重要です。

自身のアップした動画は何時ごろ、何曜日に見る人が多いか分析して、アップするタイミング検討します。

例えば、作り込んだ料理の動画なら、主婦が買い物に行く前15~16時であったり、時短料理動画なら社会人が多そうだからなどを考えて17時~18時にアップするなど様々な観点からアップする時間を考えていきます。

5,時間設定

動画の選択する前、画面右下に時間が表示されていますが、適切な時間を設定をしないとするーされて視聴してもらうことができないケースがあります。

約1分(ショート動画)、3分、5分、7分、10分などコンテンツに沿って適切な時間を設定してください。

倍速再生されることも考慮し、話すスピードに緩急をつけた動画づくりをすることも最後まで見てくれることに繋がり、最後まで見てくれた場合に、その動画の価値が高いと評価されやすくなります。

6,とにかく大量生産

はじめのうちは大変かもしれませんが、上記5点を念頭に置いて、とにかく大量に動画をアップします。

ただ、すべてを完璧に仕上げていたら時間と労力がかかり、やる気が無くなってしまいます

例えば3つのうち1つは丁寧に仕上げ、残り二つは上記4点で問題にならない程度に仕上げます。

めげずに継続して動画本数が増加することでチャンネル自体の評価向上が期待でき、全体の再生回数アップにつなげることができます。

7,アップした動画のリンク

視聴中「概要欄にリンクを張ってありますので・・・」「詳しくはこちらの○○の動画をご覧ください」とよく聞くかと思います。

見に来てくれた動画から「関連する」動画のリンクを張ることで、他の動画を再生回数に貢献することができます。

8,カテゴリごとの整理

アップした動画が多くなってきたら、カテゴリごとにまとめ、再生リストなどを活用しましょう。

関連する動画をひとまとめにし、見やすく整理することで『あ、この動画も気になる』と思い、関連動画の再生回数が伸びます。

9,チャンネルPR

冒頭や最後で『良いと思った方はチャンネル登録、高評価ボタンをお願いします』、『別の意見がある方、コメントをよろしくお願いします』と、評価が上がるようPRしましょう。

コメントがあった場合には、できる限り早くコメントにも返信しましょう。

また、高評価やチャンネル登録があった際は動画の冒頭などでお礼も述べることを忘れずに。

やってはいけないこと-7つ

1,釣りタイトル・釣りサムネ

動画との関連性がないタイトルやサムネイル画像はやめましょう。

低評価やアンチコメント、チャンネル登録者の減少を促進し、チャンネルや動画単体の評価を下げることに繋がります。

最悪、炎上となり、YouTubeの継続すらできなくなる可能性もあります。

2,ガイドラインに抵触又はその恐れがあるコンテンツ

YouTubeのガイドラインの抵触の有無は年々厳しくなっています。

そもそもガイドラインに抵触しないことはもちろん、問題が発生した場合は、どこに問題があったか精査し、問題を除去する必要がありますので、日頃から自身がアップした動画を確認することを怠らないようにしましょう。

ガイドラインの抵触は、収益化はく奪どころか、チャンネルBANに繋がることもありますので注意が必要です。

3,動きがほとんどない又は動きがない

YouTubeの長所は動画である点です。

変化の無い画像のみ、音声のみは「動画ではない低評価コンテンツ」と判断される場合があります。

4,雑な作りの動画

何を伝えたいかわからないグダグダな内容は、せっかく視聴してくれたユーザーを落胆させ、リピーターを減少させ、二度と「このチャンネルは見ない」と思われることに繋がりかねません。

5,動画の時間が短い又は長すぎ

本編の動画が短いと内容が伝わらないことに繋がり、長すぎるとそもそも「時間がないから見ない」と思われてしまうことがあります。

時間設定は非常に大事です。

6,OP,ED長い

オープニングやエンディングが長いと本編動画とのバランスが崩れ、OPやEDがメインとして扱われ、さらにはタイトルと関連性がない動画として扱われることになり、低評価コンテンツとなることがあります。

OPやEDを設定する場合でも、それぞれ10秒~30秒以下で収めましょう。

7,更新頻度が少ない

人気度が低いときに更新頻度が少ないと、「価値のないチャンネル」として扱われやすくなります。

人気が出てきたら、更新頻度が減っても直接的にYouTubeのSEO対策上は問題とはなりませんが、再生回数の減少など間接的に問題となることがあります。

更新頻度を減らした場合、「○曜日と○曜日に動画をアップします」など告知をするとリピート率を比較的維持しやすくなります。

まとめ

再生回数が伸びない原因を分析し、再生回数を伸ばす正しい方法を知り・実践することが必要不可欠です。

「こんな感じでいいだろう」と、雑にならないよう丁寧な動画づくりをしていきましょう。

継続できるよう、息抜きも忘れずに。

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