SEO対策に新着情報を掲載するときの警告
記事の著者:ワイエスウェブテック代表者
どの企業も当たり前のように行っている新着情報の掲載をおこなっていますね。
もちろん、弊所でも行っています。
しかし、SEO対策上、新着情報の掲載には注意しなければならない点があります。
それはなぜか。
この掲載方法を知らないと、SEO対策上マイナスの効果が働き、自社ホームページの検索結果順位が低下する可能性が非常に高いからです。
では順番に解説していきます。
新着情報について
冒頭に申し上げた通り、ここでいう新着情報とは、ホームページテーマに関連性のない短文を指します。
一番よく見かけるのは夏休みや冬休みなど長期連休のお知らせです。
結論から言うと、SEO対策のプロから言わせてもらえば、できれば長期連休のお知らせは掲載してほしくないんです。
それはなぜか。
検索結果表示順位の低下につながるからです。
なぜ順位が低下するのか
SEO対策でホームページを上位表示させるためには、ホームページのテーマ(トップページタイトルタグ)に関連していることが必要です。
例えば、弊所はSEO対策サービスを行い、ホームページの上位表示を目指すための事業(ホームページのテーマ)ですが、「夏休みのお知らせ」というタイトルは、SEO対策サービスとはこれっぽちも関連性がありません。
つまり、SEO対策上プラス効果はなく、書けば書くほどSEO対策評価としてはマイナスになっていきます。
しかし、ホームページにアクセスして、サービスを利用しようとしている検索ユーザーや顧客の観点からすれば、必要なことです。
今回このブログを見ていただいた方にお伝えしたいのは、新着情報における『SEO対策における不要性』と『企業が検索ユーザー(顧客)に伝える必要性』の矛盾点を回避するためのものです。
絶対やってはいけないこと
新着情報を掲載すると、SEO対策上マイナス効果にならない方法でやればいいのでは。
と思う方がいるのでないかと思います。
特に見かけるダメな例は以下の通りです。
⇒ もはや新着ではないです。
➁ 別ドメインで新着情報欄を作る
⇒ 別ドメインという方法は運用が難しいため、お勧めしません。
➂ noindexタグをつける
⇒ ぜーーーーーったい行ってはいけません。Googleなどの検索エンジンは『なんでnoindexタグをつけているのだろうか?掲載したくない危険な情報でも存在するのかな?』と考え、信頼性を低下させるような行為(信頼性低下の疑いも含みます)として認識され、検索結果の順位を低下させてしまうことになりかねません。
SEO対策としては大きなマイナスの効果が現れます。noindexタグはちゃんと役割があるので、自分に不都合だからといって乱用してはいけません!!
SEO対策における新着情報の正しい掲載方法
新着情報の掲載方法はいくつかありますが、ここでは3点ほどお伝えします。
- 自社ホームページ内ブログで掲載し、新着情報欄に表示する
- htmlでホームページの新着情報欄に直接書き込む
- SNSに投稿した内容をホームページに反映させる(プラグインやhtml埋め込みと言ったりします)
ではそれぞれ注意点を解説していきます。
自社ホームページ内ブログで掲載し、新着情報欄に表示する
自社ホームページ内ブログの場合、ホームページテーマとの関連性がなく、文字数の少ない低品質コンテンツとなるため、表示期間を短くします。
夏休みが8/10~8/15だとしたら、8/1などできる限り遅めに掲載し、8/15を過ぎたら速やかに削除してください。
夏休みという期間を経過すれば、企業にも検索ユーザーにも不要なコンテンツとなりますから、削除すること自体は一切不都合は存在しなくなります。
上記の方法を遵守すれば、順位がいったん落ちたとしても、SEO対策せずとも元通り前後の順位に回復します。
htmlでホームページの新着情報欄に直接書き込む
コチラはhtmlによるコーディングができる方のみの高度な方法なので、実施される方は少ないのではないかと思いますが、上記の方法と同じ方法になります。
遅めに掲載し、期間経過後は速やかに削除することで被害を最小限に抑えられます。
SNSに投稿した内容をホームページに反映させる
コチラが一番おススメの方法になります。
Twitterやインスタグラム、Facebook、アメブロなどの外部ドメインに書き込み、自社ホームページに反映させれば、自社のホームページには無関係なウェブサイト(別ドメイン)になりますから、ホームページテーマと新着情報の関連性自体不要となるため、テーマと関連性のないことでも書き込むことができ、SEO対策上のマイナス効果は発生しません。
埋め込むとこんな感じになります。
SNSをホームページに埋め込む方法はおすすめの方法です。
まとめ
新着情報の掲載方法一つとっても、SEO対策に影響があります。
運用方法には十分注意しましょう。