SEO対策における被リンクの重要性
記事の著者:ワイエスウェブテック代表者
被リンクは大変重要と言われます。
なぜ重要なのか、信頼の証と呼ばれるその理由についてお話していきます。
そして、不正な被リンクを排除するためにも、被リンク数や設置してくれているWebサイトも重要になりますので調べ方、そしてリンクの否認方法も解説していきます。
Googleでは「被リンク」と呼び、Bingでは「バックリンク」と呼びます。ここでは「一般によく知られている被リンク」を用いて話を進めてまいります。
被リンクは信頼性の証といわれる理由
— 2024年秋ごろ —
某サイト運営者から連絡がありました。
ざっくり言うと「SEO対策サービスとして良い事業者だから弊社運営のSEO対策紹介サイトに掲載させてほしい」とのことで、SEO対策おすすめ事業者としてご紹介いただきました。
SEO対策は社運を左右する大事なことです。
紹介する側としては、低レベルなSEO事業者を紹介したら、うさんくさい事業者である思われ、信頼の失墜に繋がってしまいます。
紹介する側が「この事業者なら任せることができる」と判断したからこそ紹介してくれるわけです。
現在、SEO対策おすすめサイトから4つ被リンクがあります。
絶対禁止!信頼性を損なう不正な被リンク
絶対禁止!危険な被リンク方法のご紹介
以下のWebサイト・Webページからの被リンクは危険な恐れがあるため、強い系警戒心をもって確認をすることが必要になります。
- 相互リンクサイト
- 関連性の無いWebサイト
- 低品質なWebページからの被リンク
- 金銭の支払いによる被リンクの獲得
- 違法性を帯びる又は妥当性を著しく欠くWebサイト
- 1サイトからの大量のリンク(フッターリンクが多い)
- アフィリエイトサイト
※ 少々前ではありますが、2023年11月にX(Twitter)にて「契約による被リンクを設置しませんか」というSNS広告を見かけました。これは「4,の金銭支払いによる被リンクの獲得」に該当する可能性があり、契約後に設置した場合は、不正リンクとして重大なペナルティ対象となることがありますので注意が必要です。
なぜ禁止なのか
一番わかりやすい、「4,の金銭支払いによる被リンクの獲得」を例としてお話しします。
お金で被リンクを買えば良いとなると、お金持ち企業が一人勝ちしてしまい、被リンクの価値が大暴落し、良いWebサイトをいろんな検索ユーザーに届けることができなくなり、被リンクの信頼性を完全に損なうためです。
不正な被リンクと判断された場合、非常に重いペナルティを課しています。
最悪、ドメイン自体が問題視され、Webサイトがブラウザに非表示(いわゆる「BAN」状態)となり、Webサイトの信頼回復が不能となったり、ペナルティ復旧をしても1年~3年かかることがあります。
被リンクのガイドラインに関しては以下のWebページを参考にしてください。
初心者向け-Googleコアアップデートの内容をわかりやすく解説/ペンギンアップデート
被リンクの数と設置先の調べ方
Bing
1,Bing Webmaster toolsを開きます。
登録していない方は、要登録です。
2,「バックリンク」をクリック
あまり知られていませんが、Googleでいう被リンクのことを、Bingでは「バックリンク」と言います。
Bingは非常にシンプルです。
ホームの左側にある「バックリンク」をクリックします。
3,3つのうちどれかを選択してクリック
「ドメイン」「ページ」「アンカーテキスト(リンク名)」を選択してそれぞれ確認することができます。
バックリンクを設置してくれるサイトは基本、関連性のある「ページ」であるため、ページを確認するのが良いと思います。
その他は用途に合わせて確認しましょう。
参照ページの合計があまりにも多いため、おそらくですが、サイト中の別Webページのみならず、tagなど様々な部分で重複して表示しているのかもしれません。
Bingは構造がシンプルで見やすい印象です。
1,GoogleSearchConsoleを開きます。
未登録の方は、登録が必要になります。
2,「リンク」をクリック
リンクをクリックすると右側に二種類表示されます。
それぞれ、詳細をクリックすると全部表示されます。
3,「上位のリンク元サイトの詳細」の内容
どのWebサイトに被リンクを設置されているかの詳細がわかります。
赤矢印は、ワイエスウェブテック代表者のブログサイトになりますが、「リンクをしているページ」が130あります。
サイドバーに弊所のサイトリンク設置しておりますが、サイドバーはすべてのページに表示されるため、この数になっていることがうかがえます。
4,「上位のリンクされているページの詳細」の内容
弊所のどのページをリンクとして設置してくれているかの詳細知ることができます。
被リンクとして設置されるウェブページは下記の画像の通り、トップページが圧倒的に多いです。
リンクの否認方法
自社Webサイトの信頼性を損なうおそれのあるリンク設置先(=自社サイトURLリンクを設置してくれているドメイン)を排除する必要があります。
BingとGoogleそれぞれの否認方法をお伝えします。
Bingの否認方法
1,Bing Webmaster toolsを開きます。
2,「構成」をクリック
「構成」をクリックするとドロップダウンメニューが出てきます。
3,構成内の「URLをブロック」をクリック
URLをブロックをクリックすると3,のページが表示されます。
4,「ブロックするURLを追加」をクリック
ブロックするURLは上側、下側どちらをクリックしても4、が出現します。
5,「URLを入力」を入力後「送信」をクリック
まずURLを入力します。
その後、送信をして完了になります。
Googleの否認方法
リンクの否認が必要か否かを判断した上で、不自然なリンクやGoogleガイドラインに抵触、違法性があるWebサイトなど、否認すべきと判断した場合はリンクの否認を行いましょう。
Googleの無料否認ツールがありますので下記GoogleのWebサイトより進めてください。