リスティング広告利用のメリットやSEO対策への影響

リスティング広告とSEO対策

記事の著者:ワイエスウェブテック代表者

リスティング広告を活用する事業者は非常に多いです。

たまに耳にすることですが、「リスティング広告を利用したら順位が上がった」というもの。

実際に上げる方法が存在します。

リスティング広告の特徴やSEO対策への影響や関連性、享受できるメリットについてお話ししていきます。

リスティング広告の特徴

リスティング広告とは

リスティング広告とは、クリック1回につき、設定した特定の金額が発生するというタイプの広告です。

インターネット検索で一番上または一番下に「広告」「スポンサー」と書かれていたり、SNSなどで「PR」と記載がある場合、多くはリスティング広告になります。

リスティング広告の費用

1クリックにつき、数百円~5,000円近いものまで存在します。

例えば、本日(2025年1月16日)であれば、「SEO対策 横浜」で約500円~約1,800円の範囲で設定できます。

費用は、検索結果として人気だろうと思われる検索キーワードは下限~上限が高くなる傾向にあります。

また、表示されたのみでクリックされなかった場合には、費用は発生しません。

設定費用やリスティング広告を表示するか否かは任意で選択できます。

リスティング広告を利用するメリット

1,クリック率アップ

設定したキーワードと検索キーワードが一致したときに広告が表示されますので、上部表示となるよう設定した場合はクリック率が高くなります。

SEO対策に強くない事業者、Web会社が多いため、即座に上位表示設定可能なリスティング広告は非常に好まれています。

2,Web集客の即効性が高い

SEO対策は対策検証を繰り返すため、中長期的に効果を発揮します。

リスティング広告は、広告設定をすれば「即」上位表示することができ、かつ、Web検索1位よりさらに上位表示されるため、Web集客につなげやすいことがメリットとして挙げられます。

3,成約率(コンバージョン率)が高い

検索キーワードに沿って表示されるため、通常のWebサイトと比較して成約率が高いと言えます。

ただし、注意点として、低評価コンテンツであるサイトを広告の窓口に設定した場合は、リスティング広告が最上位に表示されても広告のメリットは得られません。

Webサイトで集客できないサイトは、特定の商品に特化したLPを制作して広告としている場合が非常に多いです。

広告向きか、Web向きかなどのLPの構成の種類は下記ウェブページから確認できます。

LPの構成方法-各メリット・デメリットについて

SEO対策への影響・関連性

SEO対策とリスティング広告の関連性

SEO対策とリスティング広告に直接的関連性はありません

Webサイトから離れ、LPを制作して広告に設定した場合は、なおさら関連性がありません。

しかし、順位は上昇します。

順位の上下の流れについて以下にご説明します。

  1. 検索ユーザーがリスティング広告をクリック
  2. どんな会社なのか気になり、指名検索(会社名など)でWebサイトを検索します
  3. 指名検索はWeb評価が高いとされています
  4. 「指名検索」で「多く広告からWebサイトに流入する」ため、Webサイトの評価が上がります
  5. 結果として順位が上がります
  6. 広告をやめると、順位が低下又は元の順位近くに戻ります

つまり、間接的関連性があり、SEO対策としての機能を果たし、Webサイトの高評価に貢献するというわけです。

リスティング広告によるSEO対策の影響・考え方

しかしながら、弊所では原則、リスティング広告に頼り切ることをお勧めしておりません

半年間で1,000万円超の費用をリスティング広告に投じて成果ゼロという企業がありました。このような事態となり、Web担当者を急募し、弊所代表者がWebライター兼Webディレクターとして入社したという経緯がありました。

お金をかけて広告を出せばWeb集客できるとは限らないということを知っておくことが大事です。
広告の過剰利用で倒産する企業が存在するくらいです。

広告の利用は計画的に実施しましょう。

— Web集客・SEO対策のために売り上げを出しつつWebサイトを整えるおすすめの利用方法 —

  1. Webサイトを制作し、SEO対策を実施します
  2. 1.の効果が出るまでの間はリスティング広告を利用します
  3. 広告以外からも集客ができるようになったら、リスティング広告を徐々に減らします
  4. 広告をゼロにします
  5. Webサイトからの集客数が減った場合には、また増やす広告を利用します

上記のように「調整」する方法が良いと考えています。

リスティング広告をゼロにすることが一番望ましいですが、SEO対策の効果も得られる「調整」もWeb集客方法の一つとしてアリかもしれません。

まとめ

SEO対策としてリスティング広告を使用して順位を上げても、広告を非表示設定すれば順位はまた戻るか、低下することが懸念され、本末転倒になることが想定されます。

広告の利用目的、利用範囲(キーワード設定など)、利用料金の設定など、綿密に計画し、リスティング広告とSEO対策のバランス調整をしつつWeb集客を行いましょう。

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